One（ワン）　of 　ｔｈｅ　Family

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平成１７年４月７日桜花満開の候、１６時３０分、１７歳を目前に我が家族ハリーは眠るようにその一生を閉じました。 ２〜３ケ月前から少しづつ体力が衰え、とりわけ耳と足が弱っておりましたが、約１ケ月前から、目も足腰もすっかり 衰えて、ほとんどの時間、目じりに涙を浮かべながらも、眠るようなうつろな日々過ごしておりました。 ここ一週間は食欲も殆ど薄れ、僅かな物を与えても吐き出すようになり、ここ２，３日はスポイトで与える水さえ飲み 込まなくなりました。 妻は夜なか中、添い寝をして必死の看病に当たりましたが、本日夕刻、眠るように穏やかに呼吸を止めました。 幸せな一生だったか？と語りかけてみるのですがもう答えは返ってきません。 ただ穏やかな眼差しと、涙がきっと”僕も幸せだったよ”といっているような気がして、それが唯一の慰みでしかあり ません。　長い間僕たち家族を慰めてくれてありがとう。　さようなら・・僕らのハリー・・・

誕生日　：　平成 １年５月２１日生まれ 享年　　 ：　平成17年４月７日 正式名　：　バルダー・オブ・グリーンヒルズ・カンバラ 愛称　　 ：　ハリー 犬種　　 ：　シェットランド・シープドッグ　（オス）

子供が小学生頃、子供に頼まれて、市内のペットショップから生後３ケ月で預かり、爾来１５年もの間一緒に 暮らしました。犬と一緒に生活した経験のない方には全く理解できないと思いますが、愛くるしいしぐさは老犬 となった今でも変わらず、完全に家族の一員となって生活を共にしています。とにかくいつまでも長生きして くれることを願うばかりです