　　　　　　　　　　　ＳＳＴＶ1　2・・・・・・・・・・　Ｓｌｏｗ　Ｓｃａｎ　ＴＶ　・・・・・・・・・・・・・・・　ＵＲ　５９５

ＳＳＴＶではパソコンの画像を無線を使って搬送し、お互いに画像を通じて信号を交換します。
パソコンを介してデジタル画像をアナログ音声に変換して送信し、逆に受信したアナログ音声をパソコン
でデジタル画像に変換します。まさにＳＳＴＶは、デジタル（パソコン画像）とアナログ（無線機の音声）
を融合させた一大傑作システムだと感じます。　自分で画像を自在に加工する楽しみと、無線の楽しみ
を一度に味わうことができます。　　益々無線の世界は拡がります。

　　　

パソコンで音声を扱うポートは本体背面にあるサウンドボードです。
パソコンのサウンドボードと無線機をインターフェスで繋ぎました。

Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ

私の場合パソコンに最初から組み込んであったサウンドボードは音声の再現性が悪く、新たにサウンドボードを２回も
取り替えました。ＳＳＴＶやＭＩＤＩ音楽などのオーディオを扱う場合は良質のサウンドボードが必要だと感じました。
でも、サウンドボードと相性の良いデバイスソフトに変えるとＦＢとの話もありますね。　　皆さんはいかがでしょうか。

免許申請時の電波の型式はJ3Fです。

このＳＳＴＶの送信速度は大変遅いと言わざるを得ません。なにしろ画像を音声並みの狭い帯域（３ＫＨＺ）
で送りますので１枚の画像を送るのに約６０秒程度かかります。これはＳＳＴＶの本質的な問題ですから
仕方はないのですが、私の場合、どうしてもＲＴＴＹの痛快な通信速度と、ついつい比較をしてしまいます。
おまけに画像で交信する前にフォーンでしっかり挨拶して、そのあとで『今から画像を貼り付けて送りま～ス
』なんて言ってると、随分時間がかかります。ＳＳＴＶも一つの電波モードですからＳＳＴＶでＣＱが出たら、
おもむろにＳＳＴＶで応答すれば良いと、私は最近感じています。
交信はなんと言っても　《簡潔に、明瞭に》　が　やはり基本だと、つくづく感じます。
でもこの忙しい世の中、ＳＳＴＶのこの辺のゆったりした雰囲気を楽しむ心のゆとりも必要かも知れませんね。

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