なんとか１６０ｍバンドで声（ＣＷ）が出せるようになりました。 　　　　　　でも今迄作ってきたアンテナは、そこそこ耳は良さそうなものの、どうも飛びが今一歩の感じがしていました。 　 　　　　　　相手からの声（音）は大変良く聞こえていても相手局に拾ってもらえないケースが何度かありました。 　　　　　　また、こちらは５９９で聞こえていても相手には５７９程度のレポートしかもらえない等のケースも比較的多くあります。 　　　　　　このように受信と送信の能力がここまで違うことは、ほかのバンドではあまり経験していませんでしたので、早速、 　　　　　　送信能力アップの改造にとりかかることにしました。 　　　　　　今までは、アンテナ線の取り回しの都合上、ＬＷの末端部を高くしていましたが、今回はＬＷの給電部の近くのワイヤー 　　　　　　はできるだけ地上高を高くするようにしました。 　　　　　　今回の改造でも完全に逆Ｌ字型というわけにはいきませんでしたが、それらしい形に近づけたところＳＷＲも良く下がり 　　　　　　（100ＷでＳＷＲ：１．１）飛びもよくなりました。 　　　　　　垂直系のアンテナならスローパーか逆Ｌ字型ＬＷといわれている理由がよくわかりました。